昨年販売したしめ飾りの「お飾り」として
畳縁のお守り袋と、五大元素色の水引の鈴付きストラップを作ったのですが…
これまたとっても評判が良かったんですよね~
ありがたやありがたやペコリ(o_ _)o))
で、
しめ飾りとは別にこれだけもう〇セット欲しい!
って声もありまして・・・。
じゃあ、ホイ♪( *^-゜)/⌒☆゛ って そのままなわけにもいかず…
色々考え直しました。
まぁ、お求めいただける方々にとりましては大した違いではないのかも…(*´ω’*)ポッ
作り手の頑固なこだわりですw
お守り袋
基本はそのまま、しめ飾りのお飾りの形を周到しています。
で、作り方も同じ。
ひたすら見栄え重視で、縫っていません!貼っています!
畳縁の持つ特徴と格闘し、小さな袋を作る奮戦記はこちら です…(ノ∀`)アチャー
大きさを大きくすれば、中表で縫ってひっくり返しても表にしわが寄ることは少ないかもしれませんが
大きさは、これ以上大きくすると、あまりにもお守り袋過ぎる… というか
かわいらしさ、さりげなさ が無いんじゃないかなー と個人的には思います。
変更点・形状
多少正方形に近い大きさにしました。
横4㎝、縦3.5㎝ くらい。
上部横を、お守り袋らしく短めにするというもの。
作品によって多少大きさが異なるのは、その畳縁の布の特徴から、そこで折り曲げると弱くなってしまうから という理由です。
そのために多少縦横、寸法が変わる…
あとは、模様の出方とのバランスですね。
結果、糊しろが中心に寄る部分が少なくなりました。
飾り紐は変更なしです。
アジアンコード(ポリエステル) 約60㎝強の長さです。
結びは「二重叶結び」(お守り結び)。
表側は「口」、裏側は「十」という漢字を表し、合わせると「叶」という古来よりある縁起の良い結びです。
畳縁の柄について
左から
【市松模様】
一番左側。
上下が途切れず続いていくことから、永遠、発展、繁栄につながる柄。
【麻の葉模様】
六角の星型や、六角形が単独または連続している幾何学模様。
魔よけの意味がある三角形「鱗文(うろこもん)」の集合模様でもあります。
麻の葉に形が似ていることから、「麻」という植物の丈夫さ、成長の早さにもあやかりたいと広く用いられるようになりました。
左から2番目は、それと分かりやすいと思いますが、3番目も麻の葉模様で、「水雷風」と言う名称のものです。
【幾何学風模様】
三角形、四角系の組み合わせが散りばめられている柄。
和模様ではないですが、これでお守り袋を作って見ても面白いかもしれないと作ってみました。
作った後で調べてみると
三角形には「成長」や「拡大」をもたらす意味、
四角形には、四大元素における世界の完全性を、また、あらゆる物事を安定させ、すべてを包み込み、固めて形づくるろうとするパワーが秘められているということでした。
取り扱いで重要なこと
これはとにかく優しく開けて優しくものを入れ(お守り袋風のバックチャーム、帯飾り等として使用するならば入れなくてもいいと思います)、後ろでギュッと締めてください。
摩擦と、貼り付けに使用した接着剤の作用でそれだけでしっかり閉まります。
なお、モノの出し入れをする時には、お守り袋の二重叶結び部分を洗濯ばさみなどで止めていただき、解けないようにすることが大事です。
結びは形を固定していません。
挟んでおけば、紐結びの多少の緩みは修復可能です。
と、ここまで読んでくださった方なら気が付かれたかと思いますが
これはまったく、お子様向けのものではないんです。
もしもお子様用にとお考えである場合は、ご購入頂いた後に、結びの一部をアロンアルファ等で固定し(固くなってしまいますが)、
「袋は開けないようにね、壊れやすいからね」
とお子様にお伝えくださらなければ…、壊れる危険性が…(;´Д`)…
(と言うと、お子様ではなくとも人は開けたくなるものです…(;´Д`)…
やさーしく、やさーしく、結びが壊れないように開けてくださいませ…)
畳縁と言う素材は、普通の接着剤ではくっつきませんので、強い力で引っ張った結果、修復不可能になる場合が多いと思います。
モノを入れる場合は、落ちにくい点、入れるものが縁起物であった場合に気持ち的に不遜な気がしないように ということを考えて
3枚、内袋を用意致しました。
5㎝の正方形に和紙をカッティングし、たとう包みを折った自作です。
カッティングが今一つであるお品もあるかと思います。
ご容赦くださいませ。
お守り袋と内袋の組み合わせは、
市松模様と麻の葉模様・水雷風には、上段のもの
麻の葉模様・ダークピンク(レトロピンク)と幾何学模様のものには下段のもの
をそれぞれランダムでお付けいたします。
※色味の合わせは同じですが、模様が変わることがありますのでご了承ください。
水引の五大元素のストラップ
しめ飾りのお飾り用に作った時点では、鈴の部分だけは取り外しをお願いするものの、他は「可燃性」のもので と考えておりました。
左義長、どんど焼きのためです。
しかし、毎日手元に置くアクセサリー的なものとするなら、その必要はなく、もう少し強度があるものをと考え直しました。
外したくなかった点は
・鈴を付ける(お客様に届けるまでお守り袋を守る役も兼ねている)
・鈴として、ある程度の音色が保たれていなければならない
ということ。
ストラップについては、私はロングセラーで、2つの結びでビーズを囲んだものを作り続ける予定ですから
ここでストラップ用途に限定したものってのもなぁ…(-ω-;)ウーン…
と考え込んだのでした。
で おぉおお! そういえば昨今、マスクチャームなるものが巷に浸透してきているではないか(。・ω・)(。-ω-)(。・ω・)(。-ω-)ゥィゥィ と!
しかーし…これ大きいし…
ということで、小さめに
アクセサリーらしさを加味し、金具を取りつけ固定する
(しめ飾りのお飾りで「落としたくない」のでという感想をもらっていたので…
敢えて、初の針金を使い、締め付けました。
水引って、元気いいんですよ… (;´д`)トホホ…)
マスクチャームは、耳に近い位置にあるから… 鈴をつけっぱなしにしたら煩いだろうなぁ…
じゃあ、取れるようにもするかな…
と言っても、取ったら、そのくっついている丸カンが歪んで使い物にならなくなる可能性があるから、予備を付ける ということになるかな
…
と1日試行錯誤して、仕様が決まりました。
こちらは、金色タイプをアップしたもの。
こちらは、部品です。
使用水引は、絹巻水引、花水引で 飯田水引です。
そして、マスクチャームとして使用するとこうなります。
マスクとのバランスが分かる画像ということで<(_ _)>
まぁ… マスクチャームにする人は珍しいかもしれませんねw
縁起は、五大元素でばっちりですし。
洋服よりも和服に合うかなぁ…けれど洋服とて、シンプルなものなら良いのではないかしらと。
ちなみに、装着テストは
足場が悪くないところを歩く程度であれば、さほど鈴は鳴りません。
走ったり、ガタガタした道を歩くと多少煩いかもしれません…(;・∀・)…
ストラップのままに使用するのであれば、鈴つきのまま、お財布のファスナーなどに付けてくださればいいかなと思います。
販売先
今のところ、minneのcoa’s monoこあずもの の販売ページからのみ購入可能となっています。
販売先を増やした場合は、こちらに追記致します。