2016年、年末も押し迫ったころに、初めてしめ飾りを作った。
テーマは「大地への感謝」で、とにかく、自分が知っているしめ飾りに近い形状で。
しめ飾りというものが、その年に取れた作物を神様に献上して、翌年の五穀豊穣を願うもの と知ったので、技術はきっと伴わないけれど、心意気だけは沿うように と作った。
写真の技術もなく、光源のことなんて全く考えず
売ろうなんてことはちっとも考えずに、作った記念を残そうと写真を撮った。
案の定… 実物はもうちょっと良かったんだ…(;´Д`) といいわけ言い訳したくなるレベルの写真でしたwww
とにかく作った。
余計なことを考えている暇もなく。
接着方法が気に入らず、
左右のバランスが気に入らず、
なんて不器用なのだろう と自分を思ったけれど。
他の仕事が忙しすぎて、散々邪魔も入ったけれどw
それでも作り上げた。
この時から、私のしめ飾りには3つのルールがある。
・今年取れた稲穂で作る
・水引を使って、余計なもの(魔)を断つ
・結びの力を信じる
自身の自覚はなくとも、作り手がその時悩んでいることとかが、うっかり入ってしまわないとも限らないから
それを、水引で断ってもらう。
遥か昔、唐から日本に渡ってきた「結びの力」を信じる。
なんとか、一夜飾りになることは免れて
実家、相棒家と飾ってもらえ、残る一つは事務所に飾った。
もらい手が見つかってよかったw